横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の「シミズ 森のまち」は、清水建設がKids Villageにつくる、大屋根リングの木を使った木陰の空間です。
子どもは遊びながら学び、親はその横でひと息つける。子連れにとっては、会場内の「休憩の拠点」になりそうな場所です。
大阪・関西万博では、お昼過ぎに末っ子が歩けなくなり、慌ててベビーカーを借りに走ったわが家。最後に家族を休ませてくれたのが、大屋根リングの下のベンチでした。
横浜でも、同じ木の下でひと息つくつもりです。
この記事では、基本情報、空間の特徴、予約の有無、子連れで休憩に使うコツ、ベビーカー事情をまとめます。
情報は2026年10月時点の公式発表と報道にもとづいています。
シミズ 森のまちの基本情報【早見表】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | シミズ 森のまち |
| 出展者 | 清水建設 |
| 会場内のエリア | Kids Village |
| 敷地 | 約1,600m2 |
| 使われる木材 | 大阪・関西万博の大屋根リング材 約150m3(使用木材の約7割) |
| 空間の特徴 | 傘のような木造フレームが覆う、壁のない半屋外空間 |
| 予定されている体験 | 草地を使ったワークショップ、水素エネルギーの展示など |
| 観覧予約 | 2026年10月時点で未発表 |
展示を順番に見て回るパビリオンというより、木陰の広場に近い場所です。
子ども向けの施設が集まるKids Villageの中にあり、遊びや学びの合間に立ち寄りやすい位置づけになっています。
Kids Villageの場所や、入場ゲートからの位置関係は横浜花博の会場マップ解説でまとめています。
大屋根リングを建てた会社が、その木で子どもの居場所をつくる
清水建設は、大阪の大屋根リングを建てた1社
大阪の大屋根リングは、1周約2kmを複数の工区に分けて建設されました。
清水建設はそのうちの一部を担当した会社のひとつです。
自分たちで組み上げたリングの木を、今度は横浜で子どものための空間に組み直す。
資源循環をテーマにする横浜花博らしい話ですし、つくった側にとっても特別な仕事なのだろうと想像します。
2026年7月には起工式が行われ、建設が始まっています。
壁のない、木漏れ日の落ちる空間
約1,600m2の敷地を、リング材でつくった傘のような木造フレームが覆います。
壁で閉じた建物ではなく、木漏れ日が落ちて風が抜ける半屋外空間です。
建物のつくりに目を向けると、大阪のリングとは考え方がまったく違うのが面白いところです。
リングは柱と梁を格子状に組んで、大きな屋根を連続させる建物でした。
森のまちは、柱から枝分かれするように屋根を広げる「傘」の形。名前のとおり、木が集まって森をつくるイメージに近い構造です。
日焼けもボルト穴も、あえて残す
リユース材ならではの、日に焼けた木肌やボルトの穴、施工時の書き込みは、きれいに消さずに見せる方針です。
大阪の半年間、雨風と日差しを受けてきた跡を、そのまま横浜に持ってくるということです。
ほかのリング材の活用場所との違いは、横浜花博で大屋根リングの木材に会える4か所を比較で詳しく紹介しています。
シミズ 森のまちで予定されている体験・展示
草地を使ったワークショップ
「見て、触れて、つくる」をテーマに、子どもが参加して地球環境を学ぶ体験が予定されています。
具体的な内容や対象年齢は、まだ発表されていません。
水素エネルギーの展示
清水建設が手がける、水素エネルギー利用システムの展示も予定されています。
小学生には、「この木陰の電気はどうやってつくっているの?」という問いから入ると、ぐっと身近になりそうです。
子連れで「休憩の拠点」として使うコツ
大阪で学んだこと:疲れる前に休む場所を決めておく
大阪では、末っ子が歩けなくなってから慌ててベビーカーを借りに行き、借りられるまでにけっこうな時間がかかりました。
結果的に休めたからよかったものの、子どもが疲れてから動き出すと、親の選択肢は一気に少なくなります。
そこで痛感したのが、「子どもが疲れてから休む場所を探すのでは遅い」ということです。
横浜花博は約100haと広く、未就学児にはかなりの距離になります。
「何時ごろに、どこで休むか」を最初に決めておくだけで、当日の動き方がずいぶん楽になるはずです。
お昼のいちばん暑い時間は、森のまちの木陰で
シミズ 森のまちでは、木陰と自然の風に加えて、ミストやひんやり感じるベンチで暑さをやわらげる計画です。
大阪でわが家の末っ子が限界を迎えたのは、お昼過ぎでした。
その経験から考えると、たとえば午前中にKids Village周辺を回り、お昼ごはんのあとのいちばん暑い時間帯を森のまちで過ごす、という流れが組みやすそうです。
会場マップや各施設の詳細が出そろったら、実際の回り方はあらためて考えたいと思います。
家庭菜園をしていると夏場に実感するのですが、同じ屋外でも、舗装の上と草の上では足元の暑さがまるで違います。
草地を使ったワークショップが予定されているので、子どもが地面に近いところで遊ぶ時間も、舗装の広場より過ごしやすいはずです。
小学生と未就学の子、楽しみ方が違っても同じ場所にいられる
きょうだいの年齢差があると、見たいもの・できることがバラバラになりがちです。
半屋外の広い空間なら、小学生はワークショップに参加し、小さい子は木陰で休む、という過ごし方を同じ場所でできるのがありがたいところ。
大阪に行った子なら、柱に残る傷や書き込みを「大阪の跡かな?」と探すのも楽しみのひとつになりそうです。
横浜花博のベビーカー事情(2026年10月時点)
会場でのベビーカー貸出や授乳室など、子連れ向け設備の詳細はまだほとんど発表されていません。
発表されているのは、電動の移動用モビリティ「WHILL」のレンタルがメインゲート付近で行われることくらいです。
大阪での経験から、現時点でのわが家の方針はこうです。
- ベビーカーが必要な年齢の子がいるなら、自宅から持っていく前提で考える
- 会場で借りる場合も、子どもが疲れる前、入場直後に借りておく
- 「森のまちで休む」と決めておけば、ベビーカーで寝かせる場所の目星もつけやすい
貸出の有無や料金が公式に発表されたら、この記事に追記します。
清水建設の展示は、Urban GX Villageにもある
清水建設は、横浜市がUrban GX Villageにつくる発信拠点で、先進技術の展示体験にも協賛しています。
つまり、横浜花博で清水建設の展示に出会える場所は2か所あります。
Urban GX Villageには、大屋根リングの木でできた高さ約60mのタワー「KAJIMA TREE」もあります。
リング材めぐりをするなら、Kids Villageの森のまちとあわせて回ってみてください。詳しくはKAJIMA TREEの解説記事で紹介しています。
シミズ 森のまちのよくある質問
シミズ 森のまちは会場のどこにありますか?
子ども向けの施設が集まるKids Villageの中にあります。
正確な位置や入場ゲートからの距離は、会場マップ解説で確認できます。
予約は必要ですか?
2026年10月時点では未発表です。
横浜花博では、一部の展示に来場当日に申し込む「観覧予約」が導入されます。森のまちが対象になるかどうかは、公式発表を待ちましょう。
何歳から楽しめますか?
対象年齢は発表されていませんが、Kids Villageにある子ども向けの空間です。
半屋外で木陰があるので、ワークショップに参加できない小さな子も、休憩しながら一緒に過ごせる見込みです。
ベビーカーで入れますか?
詳細は未発表ですが、壁のない半屋外空間なので、ベビーカーのまま過ごしやすい場所になると考えています。
開幕後に実際に訪れて確認し、追記します。
雨の日も過ごせますか?
木造フレームが敷地を覆いますが、木漏れ日が落ちるつくりのため、どの程度雨をしのげるかはわかっていません。
雨の日の休憩場所は、屋内の展示施設もあわせて考えておくと安心です。
まとめ|大屋根リングの木陰で、もう一度家族でひと息
シミズ 森のまちは、大阪で大屋根リングを建てた清水建設が、その木を使って子どものためにつくる木陰の空間です。
子どもは遊びながら学び、親はその横で休める。きょうだいの年齢がバラバラな家族ほど、ありがたい場所になりそうです。
子どもが疲れてから休む場所を探すのではなく、行く日を決めたら、休む時間と場所も一緒に決めておく。
それが、大阪でベビーカー探しに走ったわが家のいちばんの教訓です。
チケットの種類と料金は横浜花博2027 チケット全種類まとめで、来場日時予約の手順は来場日時予約ガイドで確認できます。
※本記事は、2027年国際園芸博覧会協会および清水建設の公式発表、報道(2026年10月時点)をもとに作成しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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