GREEN×EXPO 2027 住友林業館「ひゃくの森」はどんな体験?見どころと子連れにおすすめの理由

住友林業館「ひゃくの森」ってどんなパビリオン?

横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の住友林業館「ひゃくの森」は、「森をいろいろな目で見る」体験型のパビリオンです。
トンネルから入り、シアター、ミュージアムを経て、最後は2階デッキから森を見下ろします。

子ども3人を連れて大阪・関西万博を歩いた経験から見ても、「ひゃくの森」は家族で予定に入れたい候補のひとつです。
「木に触れる・においを感じる・高いところから見下ろす」という、体で分かる仕掛けが多そうだからです。

2026年9月15日、開幕半年前のタイミングで、住友林業が体験の流れと最新の展示イメージを初めて公開しました。
この記事では、その内容をもとに、家族で行く前に知っておきたいポイントをまとめます。

住友林業館「ひゃくの森」の基本情報

項目 内容
名称 住友林業館「ひゃくの森」
コンセプト 100EYES, 100FORESTS.(森の姿は、見る人によって変わっていく)
出展エリア Craft Village(クラフトビレッジ)
出展者 住友林業株式会社(初の単独出展となる国際博覧会)
体験の流れ トンネル → シアター → ミュージアム → 2階デッキ
予約の有無 未発表(2026年9月28日時点)
会期 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)
会場 神奈川県横浜市・旧上瀬谷通信施設地区
公式サイト https://sfc.jp/expo2027/

Craft Villageは、日本の知恵を受け継ぎ、自然と共に新しい産業を生み出す「未来の田園風景」を提案するエリアです。
1691年創業、330年以上「木」と向き合ってきた住友林業の出展は、このエリアのテーマにぴったりです。

大阪・関西万博の住友館で、子どもたちは森に夢中だった

「ひゃくの森」に期待しているのには理由があります。
大阪・関西万博で家族で入った住友グループの「住友館」が、子どもたちにとって忘れられない体験になったからです。

住友館では、ランタンを片手に森の中をめぐる冒険ができました。
ランタンを置くと光ったり、音声や音楽が聞こえてきたり。進むたびに何かが起きる仕掛けがたくさんあって、子どもたちはずっとわくわくした様子でした。

ただ映像を見るだけでなく、自分の手でランタンを動かして森と「やりとり」できる。
これが、小学生にも当時2歳だった末っ子にも響いたポイントだったと思います。

住友館と「ひゃくの森」は別の展示ですが、どちらも「森」を主役にした体験型です。
「自分の視点で森を見つける」という「ひゃくの森」のコンセプトは、子どもが主役になれるあの体験に通じるものがありそうで、今から楽しみにしています。

子連れにおすすめできる4つの理由

「ひゃくの森」は開幕前のため、まだ実際には体験できていません。
ただ、公式に発表された内容と、大阪・関西万博の住友館で家族が楽しんだ体験を重ねると、子連れにおすすめできる理由は4つあります。

1. 空間が次々に変わるので、子どもが飽きにくい

「ひゃくの森」は、トンネル、シアター、ミュージアム、2階デッキと、進むごとに空間の雰囲気が切り替わる構成です。

住友館でも、進むたびにランタンが光ったり音楽が聞こえたりして、子どもたちは最後まで飽きずに楽しんでいました。
ひとつの展示をじっと見続けるのが苦手な年齢の子でも、「次は何があるんだろう」という気持ちで歩けるつくりは大きな魅力です。

2. シアターの迫力で、子どもも集中して見られる

住友館のシアターは圧倒的な演出で、ふだんはじっとしていられない子どもたちも、画面にくぎづけで見入っていました。

「ひゃくの森」のシアターでは、多様な生き物が息づく「命の宝庫」としての森が描かれます。
生き物が好きな子にとっては、特に楽しみなエリアになりそうです。

3. 木の香りや手触りを五感で感じられる

「ひゃくの森」は、内外装に自然素材がふんだんに使われています。
展示を目で見るだけでなく、木のにおいをかいだり、手ざわりを確かめたりできるのは、小さな子にこそうれしいポイントです。

文字の説明がまだ読めない年齢の子でも、「いいにおいがする」「つるつるしてる」と、自分の感覚で楽しめます。

4. 2階デッキで「鳥の目線」を体験できる

最後の2階デッキでは、ふだん見上げている木々を上から見下ろせます。
高いところから景色を眺めるのは、子どもにとってそれだけで特別な体験です。

「ひゃくの森」のコンセプトには、森を見つめる視点のひとつとして「子どもの目」が挙げられています。
デッキから見た森の感想を子どもに聞いてみると、大人が気づかなかった見方が返ってくるかもしれません。

「100EYES, 100FORESTS.」のコンセプトをかみくだくと

「ひゃくの森」の「ひゃく」は、森を見つめる100の視点のことです。
子どもの目、科学の目、文化・経済・都市の目。同じ森でも、誰がどんな立場で見るかで姿が変わる、というのがテーマです。

公式のメッセージで印象的なのは、来場したあなた自身も100の視点のひとつ、という一文です。
展示を眺めて終わりではありません。「自分にとっての森ってなんだろう?」と考えながら歩く構成になっています。

家庭菜園をしていると、元気な株を育てるために、あえて間引いたり剪定したりする場面がよくあります。
「木を伐ることが、森を育てることにつながる」という住友林業の考え方は、植物を育てたことがある人ほど、すっと腑に落ちるかもしれません。

体験の流れを4つのエリアで解説

1. 入口のトンネル|「守る」と「伐る」の問いからスタート

最初に迎えてくれるのは、森へとつながるトンネルです。
ここで投げかけられるのが、「森を守ること」と「木を伐ること」という、一見矛盾した問い。

公開されたイメージを見ると、木の質感に包まれた、奥へ誘い込まれるような空間です。
入口をあえて絞った空間にしておくと、その先が開けたときの感動が大きくなります。建築でよく使われる演出で、この先の体験への期待感が高まります。

2. シアター|「命の宝庫」としての森

シアターでは、多様な生き物が息づく場所としての森が描かれます。
住友館のシアターで子どもたちが集中して見ていたように、「ひゃくの森」のシアターにも期待が高まります。

一方で、別のシアター型パビリオンでは、当時2歳だった末っ子が暗さに少し怖がる場面もありました。
暗い空間が苦手なお子さんには、入る前に「これから暗くなるけど、森の映像が見られるよ」とひと声かけておくと安心です。

3. ミュージアム|植林から暮らしへ、そして「知の宝庫」へ

ミュージアムでは、植林・育林を経て木が私たちの暮らしに届くまでの流れを紹介しています。
さらにその先では、エネルギーやバイオ技術など、木が秘める未来の可能性に触れられます。

小学生なら、「この家の柱も、昔は森の木だった」とつなげて考えられる年齢です。
夏休みの自由研究のテーマ探しにも使えそうなエリアです。

4. 2階デッキ|いつも見上げる木を、鳥の目線で見下ろす

「ひゃくの森」でいちばん楽しみなのが、最後の2階デッキです。
普段は下から見上げている木々を、鳥のような目線で上から見る体験ができます。

プレスリリースでは、デッキは各空間をつなぐ場所です。周りに広がる植栽や、中央に配置された象徴的な木々を一望できると紹介されています。
木の「てっぺん側」をじっくり見る機会は、大人でもなかなかありません。

葉の重なり方や、枝が光を取り合うように伸びる姿は、上から見るとよく分かります。
春なら新芽のやわらかい黄緑、夏なら濃い緑。会期のどの時期に行くかで印象が変わりそうです。

子連れで行く前に知っておきたい注意点

2026年9月28日時点では、次の情報がまだ発表されていません。

・事前予約が必要かどうか
・所要時間の目安
・2階デッキへのエレベーターの有無、ベビーカーのまま回れるか

2階デッキがあるので、ベビーカー利用の家庭は動線の確認が必須です。
小さな子は館内で抱っこになる可能性も考えて、抱っこひもを持っていくと安心です。

予約方法や館内の詳細は、住友林業の特設サイトで順次更新される予定です。
新しい情報が出たら、この記事も追記していきます。

住友林業館「ひゃくの森」を楽しむためのまとめ

・森を「見上げる」から「見下ろす」まで、視点が変わっていく体験型パビリオン
・トンネル → シアター → ミュージアム → 2階デッキの順に巡る構成
・空間の切り替わり、シアターの迫力、五感で感じる木、鳥の目線のデッキと、子どもが楽しめる要素がそろっている
・予約方法や所要時間、バリアフリー情報は未発表。特設サイトの更新をチェック

花博の会場は約100ヘクタールと広く、1日ですべて回るのは子連れにはなかなか大変です。
「ひゃくの森」はCraft Villageにあるので、同じエリアのパビリオンとまとめて回る計画を立てておくと、移動の負担を減らせます。

ほかの子連れ向けパビリオンの情報や、チケットの早割、シャトルバスの予約方法は、関連記事で詳しくまとめています。

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