横浜花博(GREEN×EXPO 2027)に出店するJAグループの出店内容が、2026年9月30日に特設サイトで公開されました。
会場のFarm & Food Villageには、全国約30の県域が集まる予定の農産物マルシェをはじめ、国産果物のフレッシュスタンド、キッチンカー、屋内展示が並びます。
さらに会場ゲートのすぐ近くには、地元神奈川のJAグループが栽培管理を支える田んぼと畑「相沢川」が広がります。
花や庭園を見に行くつもりだった横浜花博で、まさか水田や稲穂を見られるとは。
家庭菜園をやっている身としては、正直ここが一番楽しみなエリアになりそうです。
この記事では、公式発表をもとにJAグループ出店と相沢川の中身を整理し、子ども3人を連れて回る我が家の目線で「いつ、どの順番で回ると楽しいか」までまとめます。
※本記事は2026年10月4日時点の情報です。最新情報は公式サイトで必ず確認してください。
横浜花博のJAグループ出店|まず押さえたいポイント
・出店エリア:Farm & Food Village(会場で最大規模の飲食・物販が集まるエリア)
・コンセプト:「いただきます」を生むチカラ
・出店内容:屋内展示/農産物マルシェ/フレッシュスタンド/キッチンカー
・マルシェには全国約30の県域が出店予定
・会場ゲート近くの田んぼと畑「相沢川」では、レンゲから稲穂まで季節ごとに景色が移り変わる予定
・会期:2027年3月19日(金)〜9月26日(日)
まだチケットを準備していない方は、先に券種と家族向けの割引を確認しておくと、行く時期を決めやすくなります。
最終更新:2026年9月26日 公式発表をもとに、料金・券種・購入方法を最新情報に更新しました。 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)に開催される横浜花博(GREEN×EXPO 2027)。 チケットは1日券、通期パス、夏[…]
JAグループはGREEN×EXPO 2027で何をする?コンセプトと出店の狙い
JAグループは、全国のJAや関連団体が連携して、営農支援や販売、金融、共済などの事業を行う組織です。
普段スーパーで見かける野菜や果物の多くも、どこかでJAとつながっています。
横浜花博では、エシカル消費や食育などをテーマに飲食・物販を行う「テーマ営業出店」の1者として参加します。
掲げるコンセプトは「いただきます」を生むチカラ。
毎日何気なく口にする「いただきます」の向こう側には、田んぼや畑で作物を育てる人がいる。
その当たり前のありがたさを、見て、触れて、味わいながら感じてもらう空間をつくる、というのが出店の狙いです。
2026年7月27日には会場内で出店施設の起工式が行われ、建設がスタートしています。
建物の外観やデザインはまだ公開されていないので、続報が出たら追記します。
JAグループの出店内容4つ|マルシェ・フレッシュスタンド・キッチンカー・屋内展示
| 施設 | 内容 | 家族での使い方 |
|---|---|---|
| マルシェ | 全国から集まる旬の農産物を販売 | 帰り際に寄ってお土産選び |
| フレッシュスタンド | 国産果物のフレッシュジュース・スムージー | 歩き疲れたタイミングの休憩に |
| キッチンカー | 国産食材を活かしたこだわりメニュー | 昼食の選択肢が増える |
| 屋内展示 | 日本の食と農の今と未来を伝える展示 | 雨の日や暑い日の立ち寄り先に |
農産物マルシェ:全国約30の県域の“旬”が集まる
個人的に一番期待しているのがマルシェです。
JA全中の神農会長のインタビュー(2026年6月掲載)によると、マルシェには約30の県域が出店する予定とのこと。
全国各地の農畜産物をPRするイベントも計画されていて、目指しているのは来場者とのコミュニケーションだと語られています。
会期は3月から9月まで約半年。
春と夏では旬の作物がまったく違うので、行く時期によって並ぶものも変わってくるはずです。
家庭菜園をしていると、同じ野菜でも品種や育て方で味や香り、形がまったく違うことを日々感じています。
だからこそ、プロの農家さんが育てたものを産地ごとに見比べられるのは、それだけで楽しみです。
スーパーでは出会えない地域ならではの品種を、生産地の人から直接話を聞きながら選べるなら、これはもう宝探し。
どの県がどんな作物を持ってくるのか、出店県の発表が待ち遠しいです。
子連れでの注意点は、買うタイミング。
会場に着いてすぐ野菜を買うと、一日中荷物を抱えて歩くことになります。
帰りのシャトルバスに向かう前に立ち寄る動線にしておくと、子どもの手を引く余裕も残せます。
夏場は小さめの保冷バッグを一つ持っていくと安心です。
フレッシュスタンド:国産果物のジュースで休憩タイム
国産の果物を使ったフレッシュジュースやスムージーが楽しめるのが、フレッシュスタンド。
「季節感あふれる」とうたわれているので、会期中に使う果物も入れ替わっていくと予想しています。
我が家は横浜花博にベビーカーを持っていかない予定なので、末っ子が歩き疲れるタイミングでの休憩が勝負どころ。
「あそこでジュース飲もうね」という小さなゴールを用意して、午後をもうひと頑張りする作戦です。
キッチンカー:国産食材で昼ごはん
キッチンカーでは、国産食材の魅力を活かしたメニューが用意される予定です。
Farm & Food Villageは会場で最大規模の飲食エリア。
協会の出店募集資料では、フードコートやレストラン、予約制のレストランなども計画されていました。
大阪・関西万博では、食事は予約を活用したり、ピークの時間をずらしたりして、大きく困ることなく乗り切れました。
横浜花博でも考え方は同じ。
予約できるお店は事前に押さえ、そうでなければ11時台の早めのお昼か、13時半以降に時間をずらすだけで、子ども連れの待ち時間はかなり減らせるはずです。
キッチンカーは回転が早いので、ピーク時の「もうひとつの選択肢」として頼りになりそうです。
メニューや価格が発表されたら、子どもが食べやすいものがあるかどうかも含めて追記していきます。
屋内展示:「いただきます」のその先を見る
屋内展示のテーマは、日本の食と農の今と未来。
具体的な展示内容はまだ発表されていませんが、「見て、感じて」という言葉が入っているので、パネルを読むだけの展示ではなさそうです。
子連れ目線でありがたいのは、屋内であること。
大阪・関西万博では大屋根リングの下に座れる場所が多く、休憩場所にはあまり困りませんでした。
一方、横浜花博は屋外の庭園を歩く時間が長くなりそうなので、屋根のある休憩場所を自分たちで押さえておく意識が大切になりそうです。
屋内展示は「学び」と「ひと休み」を兼ねた立ち寄り先として、ルートに組み込んでおきたい場所です。
会場の田んぼ「相沢川」|季節ごとの見頃と体験プログラム
相沢川とは?JAグループ神奈川が支える会場の田畑
JAグループ出店とあわせて見ておきたいのが、会場ゲートのすぐ近くにある「相沢川」の田畑です。
これはGREEN×EXPO協会が主催する屋外展示。
水田3枚と畑4枚(1枚あたり約1,000㎡)で、季節ごとに作物をリレーしながら育てていきます。
栽培管理は、地元のJAグループ神奈川が協賛として担当。
たい肥や種苗の提供から、耕うん、除草、水管理、収穫まで支えます。
実際の田畑の手入れを担うのは、JA横浜の組合員である地元の農家さんたちで、2026年5月20日には試験栽培のための田植えも行われました。
博覧会で耕作した田畑のある谷戸(やと)の景観を、閉幕後の公園にそのまま引き継ぐのは、国内の博覧会として初めてのことです。
谷戸とは、丘に挟まれた細長い谷のような地形のこと。
低い場所に水が集まるので田んぼになり、斜面には林が残る。
建築を学んでいたころ、地形を読むことは場所づくりの出発点だと教わりましたが、谷戸はまさに「地形がそのまま暮らしの形になった」風景です。
相沢川の見頃カレンダー(協会の植栽計画案)
協会が公表した植栽計画(案)をもとに、時期ごとの見どころを整理しました。
計画段階なので変わる可能性はありますが、行く時期を決める目安になります。
| 時期 | 見られそうな景色 |
|---|---|
| 3〜4月 | 水田と畑一面のレンゲ(ピンクのじゅうたん)、小麦の出穂 |
| 5月 | 黄金色の麦秋、水田の田植え |
| 5〜6月 | 紅花 |
| 5〜8月 | 青々と育つ稲 |
| 7〜9月 | 綿の花 |
| 8〜9月 | 満開のヒマワリ、赤ソバ |
| 9月 | 収穫間近の稲穂 |
家庭菜園をしている目線で気になるのは、紅花と綿。
紅花は染料の原料、綿は衣服の原料と、どちらも食卓の先にある「暮らし」につながる作物です。
綿の花は咲いたあとにふわっとした実がはじけるので、子どもと一緒に観察すると話が広がりそうです。
植えられる稲は「はるみ」という品種。
JA全農の営農・技術センター(神奈川県平塚市)が育てた、神奈川県の奨励品種です。
春休みに行った家族と夏休みに行った家族では、同じ田んぼでもまったく違う景色に出会えるはずです。
「茶碗一杯のごはん」ができるまでを学べる体験も計画中
相沢川では、有人ガイドによる解説や体験ワークショップが計画されています。
協会の資料で案として紹介されているのは、次のようなプログラムです。
- 「茶碗一杯のごはんができる物語」をクイズ形式で解説
- 「うどん(パン)ができる物語」をクイズ形式で解説
- 紅花のサシェづくり体験ワークショップ
- 普段は見られない先進的な農業機械の展示・実演(検討中)
実は小さい頃、植木鉢で米を育てたことがあります。
毎日水を気にかけて、ようやく収穫できたのはほんの少しだけ。
あの小さな植木鉢でもあれだけ手がかかったのだから、田んぼ一面を育てるのはどれほど大変なのか。
相沢川の水田を前にしたら、子どもたちにこの話をしてみようと思っています。
クイズ形式なら、小学生はもちろん、下の子も一緒に楽しめそうです。
帰ってから植木鉢やバケツで稲を育ててみる、という夏休みの自由研究につなげるのもおすすめです。
相沢川をきれいに撮るコツ
カメラを持っていく方へ、趣味で花や風景を撮っている立場からのささやかなヒントです。
- レンゲや麦は、しゃがんで低い位置から撮ると花畑の奥行きが出ます
- 田畑と周りの斜面の林を一緒に入れると、谷戸の地形がわかる一枚になります
- 田植え後の水田は、風の弱い時間帯に空の映り込みを狙うのがおすすめ
- 子どもを入れて撮るなら、畦道を歩く後ろ姿が自然で絵になります
スマホでも、低い位置から撮るだけで写真の印象はガラッと変わります。
子連れでJAグループ出店と相沢川を楽しむ回り方
1日の回り方モデル
JAグループ出店と相沢川をセットで楽しむなら、我が家は次の流れを考えています。
- 入場後、ゲート近くの相沢川で田畑を見る(朝のやわらかい光で写真も撮りやすい)
- 庭園や他のエリアを回る
- 11時台の早めのお昼にFarm & Food Villageへ。予約したお店かキッチンカーで昼食
- JAグループの屋内展示で休憩しながら見学
- 午後の疲れが出てきたら、フレッシュスタンドでジュース休憩
- 帰る前にマルシェでお土産を購入
ポイントは、食べる・休む・買うをFarm & Food Villageに集めてしまうこと。
子ども連れだと「次どこ行く?」の移動そのものが体力を使うので、エリアを決めて腰を据えるほうが一日を通して楽になります。
行く時期で選ぶなら
- 春休み(3〜4月):田んぼも畑もピンクのレンゲ一色。花博らしい景色を楽しみたい家族に
- ゴールデンウィーク前後(5月):麦秋と田植えの季節。農業の動きを一番感じられる時期
- 夏休み(8〜9月):ヒマワリと赤ソバ、実り始めた稲穂。暑さ対策に屋内展示やフレッシュスタンドを組み込んで
会場全体の位置関係は、こちらの記事でまとめています。
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横浜花博のJAグループ出店|よくある質問
JAグループの出店場所はどこ?
Farm & Food Villageです。
JAグループの特設サイトにも会場マップが掲載されています。
マルシェにはどの県が出店する?
全国約30の県域が出店予定ですが、具体的な県名はまだ発表されていません(2026年10月4日時点)。
相沢川の田んぼはいつが見頃?
春のレンゲなら3〜4月、麦秋なら5月、ヒマワリなら8〜9月、稲穂なら9月が目安です。
見たい景色に合わせて行く時期を選ぶのがおすすめです。
相沢川の体験プログラムは予約が必要?
内容・参加方法ともにまだ計画段階で、予約の有無は発表されていません。
これからの発表で注目したいこと
JAグループの特設サイトでは、出店内容の情報を今後も更新していくとしています。
家族で行く立場から、特に知りたいのは次の4つです。
・マルシェの出店県と、時期ごとの入れ替えスケジュール
・フレッシュスタンドとキッチンカーのメニュー・価格
・相沢川の体験プログラムの内容と参加方法
新しい発表があり次第、この記事も更新します。
まとめ:横浜花博は「花」と「食」を一緒に味わう博覧会
横浜花博のJAグループ出店は、花や緑を見る博覧会の中で、「食べること」と「育てること」をつなげてくれる場所です。
- Farm & Food Villageで、マルシェ・食事・休憩・展示をまとめて楽しめる
- マルシェには全国約30の県域が出店予定で、行く時期によって並ぶものが変わる
- 会場ゲート近くの相沢川では、レンゲから稲穂まで季節の田畑を見られる予定
植木鉢でほんの少しの米を収穫したあの日の感覚を、今度は子どもたちと一緒に、田んぼ一面の景色で味わえたらと思っています。
花の見頃だけでなく、田畑の見頃でも行く日を選べるのが、横浜花博ならではの楽しみ方です。
まずはチケットを確保して、家族で「いつの景色を見に行くか」を話し合ってみてください。
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